血 水 の働き

➖「血」の働き ➖

体内の各機関に栄養を供給し、滋養する

➖「水(津液)」の働き➖

全身をめぐり、潤いを与える「水」を「津液(しんえき)」とも言う

細胞内水分を 津液、細胞外に溜まる「むくみ」「痰」、「湿」「水毒」と呼ばれています
津液を作るのが脾・胃 

津液を循環させ、補水するのが腎

皮膚の潤いを与えるのは肺の力になります

老人になると腎の保水能力が低下し 津液不足となり、認知症、骨折、冷え等の原因になります

※常に肌がカサカサして いる人は 腎や、肺 胃の働きが弱い人になります

「気滞」とは  思い悩み過ぎると、気の入り口であるツボが閉じてしまうので 気が身体に入ってこなくなります(ウツのような状態)

逆に 目、耳、鼻、皮膚、ツボの五感を開くと気が入り込んで、元気、軽やか、楽しい気分になります

「瘀血(おけつ)」は  シミやそばかすが多く、慢性的な頭痛、肩こり、関節痛なども多くみられ、月経痛、筋腫、内膜症、肝硬 変、経血にレバー状の塊も見られるようになる  ドロドロ血液で顔色が暗く、唇や歯茎の色がどす黒いく、サメ肌 舌の裏側の血管が紫色に怒張して いる(更年期以降は 瘀血の場合があります)

湿、水滞
原因・・・身体に余分な水分がたまったむくみ状態 体質的に水分代謝が悪く、湿気帯に住んでいる(東南アジア 日本も)冷え、脾・胃、腎の不調 水分の摂り過ぎ

症状・・・
〇 頭が重い 〇 内耳水膨れのめまい
〇 関節痛 〇腰痛
〇 足腰の冷え 〇 湿疹
〇花粉症 アトピー 痰と鼻水が多い